屋根上看板はむつかしくおもしろい!


出雲市平田エリアのリクシルショップ移転サイン工事を行いました。
予算をかけて、目立つ看板をご希望でしたので、屋根上に乗せましょうと私から提案させていただきました。ご提案は簡単です。
しかし工事は特殊で職人に5人声掛けしたところ、1名のみ相談に乗っていただきました。
他の方は屋根上看板をやめるよう促されました。
職人と打合せ→調査→打合せを繰り返し、やっと設計図ができてきました。

現場作業は創栄さんにとても使いやすい足場を組んで頂いたあと、作業もお手伝い頂きます。
仕事が速く、足場材を投げ渡す感覚はさすがプロ!真似できません。私が投げたら事故になります。

瓦の上に看板を乗せる方法を来る日も来る日も考えていましたが、「割れる」、「雨漏り」「瓦ごと看板が飛ぶ」等、いいイメージが出来ず、軒天から支持を取ることにします。
軒天からCチャンネルで突き出し、先端に全ネジボルトをつけて、雨どいを貫通させます。この設計は私でしか思いつかないでしょう。
全面のツラを瓦の前面に合わしたかったのです。
目立ちます!雨漏りのリスク無し。

全ネジを立ち上げた上にまたCチャンにLアングルを溶接した金物を8本立ち上げます。この`とおり`を出すのはレベルで1本1本高さを揃えて水糸で端から端までピンと張ります。

建物からの控えは電気工事で使うアングルをタイルの奥にある鋼材にテックスビスで固定して、看板への控えはビニールハウスで使うパイプ25.4φを使いました。
私は単管パイプ48.6φで考えていましたが、職人は25.4φで十分だと教えてくれました。
看板の上下控えを取りました。


最後の補強は立ち上げたCチャンと屋根上に乗せたアングルの現場溶接です。
これで看板に下に荷重がかかっても踏ん張る力が強いです。
またアングルは屋根の瓦と接点が小さいことから錆びる事もないと思います。
錆が強く進行する看板は雨水が溜まって乾燥しないから。
水はけが大事です。

看板の裏側はこのように風に負けない頑丈な作りとなっています。
またリスクを極力減らしています。
コーキングを各箇所してあるのことで、ビスが古くなってもコーキングの力で耐久性を高めます

面板はアルミ複合板インクジェット出力貼り。看板はアルミ枠です。
面がフラットできれいです。グロスのラミネートは太陽光に反射して通行人の目を引きつけます。オレンジ色は気持ちも明るくなりますね。

屋根の幅いっぱいの大きな看板がつきました。
Nサインを信じてご依頼いただいたお客様に感謝しています。
職人には私に色々な技術を教えてくれました。
作業に関わってくださった皆様のおかげで
立派な看板を取りつけることが出来ました。
ありがとうございました。

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